トレーニングパートナーとは?やることやメンバー誰で選出理由も【カタールワールドカップ2022】

トレーニングパートナー(カタールワールドカップ2022)とは?と話題になっているほか、トレーニングパートナーがやることだけでなく、メンバーが誰で、選出された理由も総まとめ!

カタールW杯の開催が間近に迫り、日本代表選手26名が発表された一方、トレーニングパートナーという立場で10名の選手が招集されたことにも関心が高まっていますので、ここでしっかりと情報を整理していきましょう!

目次

森保ジャパンがトレーニングパートナーを招集

森保ジャパンがトレーニングパートナーを招集したことに話題が集まっています。

2022年11月2日に10名の日本人選手がトレーニングパートナーという形で派遣されることが決まり、日本代表選手26名がカタールW杯前に滞在するドーハへと遠征することになりました。

サッカーW杯が開催される時のJリーグはW杯に合わせたスケジュールを組むため、2022年シーズンのJ1に関しては11月5日に最終節が行われ、天皇杯やルヴァンカップといったタイトル戦も既に終了しています。

よって、トレーニングパートナーに招集された選手がJリーグの試合に出場できない、ということにはなりません。

トレーニングパートナーとは?カタールW杯

トレーニングパートナーとは具体的にどんな活動をするのでしょう?カタールW杯での役割について解説します。

2022年11月2日にトレーニングパートナーの10名が発表され、その後日本サッカー協会・反町康治技術委員長がリモート取材に応じ、トレーニングパートナーの役割を説明していました。

カタールW杯のトレーニングパートナーはスペイン遠征を控えているU-19日本代表の中から選出されていて、U-19としての試合が終わった後、フル代表と合流します。

反町委員長は食事などのスケジュールをフル代表と被らないよう調整した上でトレーニングパートナーの役割をしっかり果たせるよう、招集された選手たちに檄を飛ばしていました。

トレーニングパートナー選ばれた10名と選出理由

トレーニングパートナーに選ばれた10名の名前と選出理由をご紹介します。

トレーニングパートナーに選ばれた10名

①中野伸哉
②松田隼風
③田中隼人
④高井幸大
⑤松木玖生
⑥佐野航大
⑦甲田英将
⑧福井太智
⑨北野颯太
⑩熊田直紀

①中野伸哉

左サイドバックのプレイヤーで、スピード感あふれる突破力を持ち味にしていますので、スピーディーな攻撃を得意にしているスペイン代表との試合を想定し、トレーニングパートナーに選出された模様です。

②松田隼風

中野伸哉選手と同じ左サイドバックのプレイヤーですけど、クロスの精度の高さを武器にしていて、練習で相手のクロスボールへの対応を確認するためにはうってつけの選手になります。

③田中隼人

身長188cmのセンターバックなので、クロスボールやロングパスで競り合いをする時の練習相手としては申し分ない存在ですよね。背が高い選手を多く抱えるドイツ代表との試合を想定した選出の可能性が高まっています。

④高井幸大

田中隼人選手と同じセンターバックですけど、高井幸大選手は身長192cmとかなりデカいディフェンダーなので、田中隼人選手と同様にクロスボール・ロングパスでの競り合いを練習する時に活躍してくれそうです。

⑤松木玖生

左利きのボランチで、守備寄りという感じではなく、攻撃に参加する機会が多いプレイヤーになります。

積極的にボールを奪いに行くタイプなので、日本代表の守備練習の時には松木玖生選手の攻撃的ディフェンスをかいくぐるためのプレーを要求されそうです。

⑥佐野航大

松木玖生選手と同じボランチではありますが、積極的にボールを追いかける松木玖生選手とは異なり、佐野航大選手はボールのキープ力に長けていて、攻守両面でバランスの取れたプレイヤーですから、練習でも活躍する場面が多くなってくるのではないでしょうか。

⑦甲田英将

サイドハーフからガンガン攻め込んでくる攻撃特化のミッドフィールダーです。

トラップやクロスボールの精度はイマイチですが、瞬発力はかなりのものがありますので、守備練習時に甲田英将選手の速い攻撃を止めることがカギになってきそうです。

⑧福井太智

ボランチで試合に登場するケースが多くなっていますけど、中盤のポジションであればどこでもこなせる器用さを買われ、トレーニングパートナーに選出されたのではないでしょうか。

⑨北野颯太

前線で相手にプレッシャーをかけていくフォワードを務めていて、身長172cmで上背こそないものの、スピード感たっぷりな動きでゴールを量産していく点取り屋ですから、速攻を得意にしているスペイン代表のフォワード陣を想定しての選出だったようです。

⑩熊田直紀

スピードで圧倒する北野颯太選手と同じフォワードですけど、熊田直紀選手はフィジカルの強さとシュートテクニックに秀でた点取り屋になります。

フィジカルの強い選手が多く出場しそうなドイツ代表戦とコスタリカ代表戦を想定しているのではないでしょうか。

トレーニングパートナーは何をする?やることとは

トレーニングパートナーは何をするのでしょう?招集された選手たちがやることをご紹介します。

あくまでもフル代表に選出された26名のサポート的な立ち位置となるトレーニングパートナーは、フル代表の練習内容にあわせる形で活動していき、実戦形式の練習にも参加するとのこと。

フル代表の中にケガ気味の選手がいる場合はトレーニングパートナーから同じポジションの選手が練習メンバーに入り、代役を務めることがありますけど、フル代表の選手がケガで大会に出られなくなっても、トレーニングパートナーに選ばれた選手がカタールW杯に出場することはできません。

トレーニングパートナーは次回のW杯メンバー候補?

トレーニングパートナーは次回のW杯メンバー候補として大きな期待が懸けられているのです。

U-19日本代表からトレーニングパートナーを選出しているように、10代の若い選手だけで構成されていて、2026年W杯で日本代表の主力になりそうなプレイヤーをあえて招集していました。

2018年ロシアW杯の時にはカタールW杯でフル代表入りを果たした久保建英選手と伊藤洋輝選手もトレーニングパートナーに選ばれていて、2016年リオ五輪の時にはDFの要・冨安健洋選手もトレーニングパートナーに選出され、一気に出世を果たしています。

「トレーニングパートナー」という字面だけを見るとインパクトは薄めですが、今後の成長が見込める選手しか招集しないのがトレーニングパートナーの特徴ですから、カタールW杯で選出された10名は未来のW杯メンバー候補ということに変わりありません。

まとめ

カタールワールドカップ2022のトレーニングパートナーはフル代表のサポートをするのが第一の役割で、2026年W杯メンバー候補となるU-19日本代表から10名が様々な理由で選出されています。

メンバーは「①中野伸哉」「②松田隼風」「③田中隼人」「④高井幸大」「⑤松木玖生」「⑥佐野航大」「⑦甲田英将」「⑧福井太智」「⑨北野颯太」「⑩熊田直紀」とやや馴染みの薄い選手ばかりですが、トレーニングパートナーを経験しての更なる飛躍に期待したいですね。

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