ハンジ・フリック監督(ドイツ代表)の戦術や年齢身長、経歴と現役時代などの情報はもちろん、結婚相手の妻嫁子供まで、ありとあらゆる話題を総まとめ!
カタールW杯のグループリーグ初戦で日本代表と対戦することが決まったドイツ代表のハンジ・フリック監督とはどんな人物なのでしょう?
ハンジ・フリック監督の戦術は?
ハンジ・フリック監督が繰り出す戦術をまとめました。
ドイツサッカーのお家芸、サイド攻撃
サイドから速い動きで相手陣内に攻め込んでいくポジション・ウイングを攻撃の起点とするサイド攻撃はドイツサッカーの王道として知られていますよね。
ハンジ・フリック監督はクラブチームの監督時代からドイツサッカーのお家芸ともいえるサイド攻撃を忠実に受け継いでいて、サイドからの突破力で相手のフォーメーションを切り崩すことで決定的な得点機を作り出しています。
中央エリアからの攻撃は基本NG
お家芸のサイド攻撃を中心にしてくるのは相手チームも当然分かっていて、サイドから攻めさせない守備陣形を敷かれるのですが、ハンジ・フリック監督は相手の動きに惑わされることはなく、徹底したサイド攻撃で得点機を作り出そうとします。
相手がサイドの守備を厚くしたら、中央エリアにボールを集める、と考えたくなりますけど、中央エリアから攻めた時にボールを奪われてしまうと、相手に絶好の得点機を与えるきっかけになってしまいますよね。
サイド攻撃にこだわる理由は失点のリスクを避けるためでもあり、ドイツ代表は基本的に中央エリアからの攻撃は基本NGとなっているのです。
ワンタッチプレーの徹底
タッチ数というのは、フィールドの選手たちがボールを触る数になるのですが、ドイツ代表は速いパス回しを信条としていて、相手の守備陣形を確認しながら、少ないタッチ数で仲間にパスを出し、相手の隙を突くための好機をうかがっているのです。
ボールをもらって1回トラップしてからすぐにパスを出す、というワンタッチプレーに秀でた選手を起用するケースが多く、カウンターの時にワンタッチプレーでボールをどんどん回していき、相手の守備を完全に崩したところでしっかり得点を重ねる、というケースも多く目立っていました。
ハンジ・フリック監督の年齢と身長
ハンジ・フリック監督の年齢と身長をご紹介します。
ハンジ・フリック監督は1965年2月24日生まれでカタールW杯の時には年齢が57歳になっていて、身長は177cmということが判明しました。
ドイツのサッカー選手というと、高身長でゴツい体格のプレイヤーがそろっている印象がありますけど、身長177cmのハンジ・フリック監督はドイツのサッカー選手の中では低い部類に入るかと思います。
ドイツ代表監督になってからも選手たちと触れ合ってる場面を画像・映像で確認することができますが、背が高いプレイヤーがたくさんいるドイツ代表の中に背が低いハンジ・フリック監督が混じっていると「本当に監督なの?」と疑ってしまうファンも続出しそうですね。
ハンジ・フリック監督の経歴
ハンジ・フリック監督の経歴をまとめます。
ヴィクトリア・バンメンタール/監督(1996年~2000年)
ホッフェンハイム/監督(2000年~2005年)
ザルツブルク/コーチ(2005年~2006年)
ドイツ代表/コーチ(2006年~2014年)
バイエルン・ミュンヘン/コーチ(2019年)
バイエルン・ミュンヘン/監督(2019年~2021年)
ドイツ代表/監督(2021年~)
2005年から1シーズン在籍したザルツブルク(オーストリア)以外はすべてドイツ国内のチームで監督やコーチを歴任してきたハンジ・フリック監督。
ヴィクトリア・バンメンタール時代は選手兼監督を務めるなど、器用な面も見せていたハンジ・フリック監督の名が世界に知れ渡ったのは2019年にバイエルン・ミュンヘンの監督に就任した頃になります。
バイエルン・ミュンヘンといえば、ドイツ・ブンデスリーガの中で最強クラスの強豪として知られていて、欧州のトップチームの1つに数えられている名門になりますが、ハンジ・フリック監督は就任1年目からブンデスリーガ優勝を果たしたほか、UEFAチャンピオンでも見事優勝を決め、名監督の仲間入りを果たしたのでした。
ハンジ・フリック監督の現役時代
ハンジ・フリック監督の現役時代のポジションはミッドフィールダー(MF)でした。
プロサッカー選手としてのキャリアの始まりは1983年でユース時代から在籍していたザントハウゼンで2シーズンプレーをし、20歳の若さで名門のバイエルン・ミュンヘンへと加入します。
バイエルン・ミュンヘン時代は通算で104試合に出場し、5得点をあげたものの、ドイツ代表に選出されることはなく、代表キャップ0という状況でしたが、監督・コーチになってからマネジメント能力が高く評価され、2021年5月にドイツ代表監督に就任するのでした。
ハンジ・フリック監督の結婚相手の妻嫁子供は?
ハンジ・フリック監督の結婚相手となった妻嫁の名前はジルケ・フリックさんです。
ジルケ・フリックさんとは10代の頃から交際していたようなので、ハンジ・フリック監督が現役時代にバイエルン・ミュンヘンで活躍している時にはもうジルケ・フリックさんがパートナーのような存在だったのではないでしょうか。
ハンジ・フリック監督は35歳の時に生まれ故郷のバーデン・ビュルテンベルク州でスポーツ用品店をオープンさせたのですが、妻のジルケ・フリックさんも一緒にスポーツ用品店で働いていたようです。
ちなみに、ハンジ・フリック監督の子供に関する情報は不明でしたが、日本からハンジ・フリック監督の家族の情報を得るのは至難の業ですし、子供がいる可能性は十分あると思います。
まとめ
ドイツ代表のハンジ・フリック監督の戦術は「お家芸のサイド攻撃」「中央エリアからの攻撃はNG」「ワンタッチプレーの徹底」の3点でチームを鼓舞していきます!
年齢は57歳で身長177cmとやや低め。現役時代は代表入りを果たすことはできませんでしたが、バイエルン・ミュンヘンの監督としてチャンピオンズリーグ優勝を果たすなど、輝かしい経歴を残していて、結婚相手の妻嫁はジルケ・フリックさんで、子供の存在は不明でも現地にいる可能性は十分あると思います。
バイエルン・ミュンヘン監督時代の実績は名将の部類に入りますし、日本代表にとってはとても厄介な相手になるのは間違いなさそうですね。